暴走族の秘密の姫君
夜の世界
そういうと、零は私を乗せて走りだした。
行先は倉庫。
中に入るとたくさんの人がいた。
「あ、零さん!…誰ですか、その子」
零に挨拶私のことを怪訝そうに聞く。
「あぁ、この子はあたしの友達。仲良くしてやってよ。ただ、戦えないと思うからみんなえで守ってやって」
零はそう私を紹介してくれた。
「…紫と言います。よろしくお願いします」
そういうと、みんながよろしくお願いしますと返してくれた。
…なんで敬語何だろう。
そう思い、近くにいた一人に質問してみた。
「…なんでみんな私に対して敬語何ですか…?」