美男と珍獣
今日から卒業まで
おそらくあたしの部屋になる場所。
しかも、男の子と同棲なんて…。
あたしどうしたらいいの…?
部屋はあたしの好きなピンク色で
統一し尽くされた家具たちや
ふかふかのベットがあった。
『なんか、すごく あたしの趣味と
合ってる気がするなぁ … 。』
ふかふかのベットに腰かけると
気付いたら眠ってしまっていた。
どれぐらい経ったのだろうか
部屋の窓を見てみると外は真っ暗。
『お腹へったぁ…。』
なにかないかと 自分の部屋を出ると
リビングらしきとこから
なにやら音がする 。
《ガチャガチャ》
怖い、ど、どろぼう?
『だ、だだだだれ?』
おそるおそる訊ねるが応答なし
仕方なく音のする方を覗きこむと
!!!