24時間プロデュース【完】




架はあたしを否定しなかった。


自分の経験も踏まえて、ちゃんと答えてくれた。



それが何と無く“認められた”気がして今、ちょっと本当に嬉しい。



何でこんなに架の言葉をすんなり信じる事が出来たのかって、


それは架があたしの事を“全部理解出来るとは言えない”と言ってくれた事からだった。


どんなに同じ考えを持っていたとしても所詮は他人。


同じ考えや思いの丈にも差異や度合いがあるし本当に分かり合えるなんて無いに等しい。



それは悲しい位分かってるから。



だからこそ、




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