24時間プロデュース【完】




「~っ、どうだって良いだろ値段なんか!

俺がいちるに着せたいって思った物やあげたいって思った物をプレゼントして何が悪いんだよ!」



「な゙っ」


だからそれが重いって言うのが分からないのかー!


開き直られてしまって。


でもそれをすんなり受け入れる訳にもいかず
暫し無言で架の事を見つめていると。


架はぼそっと呟いた。



「…どうせ意味無いんだよ。俺がお金なんか持ってたって」


……?


どう言う事だろうか。


何でお金を持ってる事に意味が無いの?


持ち過ぎて、って事?


でもそれはたった今違うって言ってたし…。



架が持ってたって、って…

架自身に関わる事なのだろうか。



良く分からない。


これは聞いて良い事?


それとも悪い事?




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