24時間プロデュース【完】
「何か、ごめん」
しゅんと項垂れると。
「なーに言ってんだよ!」
高塔架はけらけらと笑った。
「学校行ってないのは、仕事があるからで俺にとっては良い事だっての。
忙しいから行けてないだけで、寧ろ毎日出席してたら仕事無いって事だからな」
「そう、だよね」
「そ、だからんな顔して俺を憐れむな」
「や、別に憐れんでは無いけど…」
「いーや、憐れんでたね!
“お前学校行ってないんだから頭悪いだろ!”的な!」
「…は?」
いきなり何を言い出すのかと思えば。