24時間プロデュース【完】
こうなられると“もっと”と悪戯心が芽生えてくるのが人間の性でして。
「わー肌白い!
睫毛長いー!」
益々、架の事をガン見してしまう。
「ちょ、本当やめて。
まじまじ見られると落ち着かないから」
思った通り、更に顔を赤く染めて。
林檎みたいだ。
「だってずっと見ていたくなる様な顔なんだもん」
「俺のファンじゃ無かったくせに?」
「ゔ」
それを言われるとキツいけど。
「今ファンになった」
「何それミーハー」
「良いじゃん別に!」
「良いけど、それって軽く告白だよね」
「っ、ゔぇ!?」