【完】 After Love~恋のおとしまえ~
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あのね、家に花束を送られること自体が迷惑なの。
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するとサトシは、今度はピンク薔薇の花束を、職場宛に送ってきたのだった。
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家じゃなくて職場に送った方が良かったんだな、ごめん。
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だから、そういう問題じゃないんだったば!
職場に薔薇が送られてきた日、サトシが私の職場に車で迎えに来た。
「仕事、お疲れ様」
職場から出てきた私に、待ち伏せしていたサトシが声をかけてきたのだ。
「良かった、受け取ってくれたんだな」
私が抱えている花束を目にして、嬉しそうに笑った。
そんなサトシを前に、どんな表情をすれば良いのか分からずにとまどってしまう。