シェアハウス~男女共同生活~



B部屋


部屋にはソファー
シングルベッド2つ
ミニ冷蔵庫・テレビ
机2つと小さな棚2つ
が置いてあった


構内で有名な綾部秀
があたしの目の前にいる
サークルが一緒で
可愛がってもらって
いたとはいえ
最初のペアにしては
荷が重すぎる相手…


いつもと違う
二人きりの空間
あたしは緊張していた



「………葵…!」

「えっ?はい!」


「さっきから呼んでたのに」
笑いながら言う先輩に

あたしは緊張して
聞こえなかったとは言えず

「すいません、何ですか?」

と普通に聞き返した


「まさか葵もいるとは思わなかったよ」

先輩があの爽やかスマイル
で笑いながらいってきた


「あたしも秀先輩がいるなんて思いませんでしたよ」

「てか葵はあのおじさんと知り合いなの?」


「パパの親友で知り合いとゆーか昔から知ってるからもう親戚みたいなもんですよ」


「へーそうなんだ、あの人って不思議な人だよね」


「昔から変わり者なんでもう慣れましたよ♪」


「そっか(笑)」


なーんて話して
またリビングへ向かう







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