白緑蝶"ever since【続】
「UZUKI・・・」
「そうだ
おまえがおまえらしく
仕事ができる場所こそが
ファンにとっても一番だろう
過去の身勝手がどうのこうの
って、あれ
返り咲いて社長に恩を返せば
いいんじゃねえの?」
「返り、咲く?
私にできる?」
卯月の瞳から、涙が零れた。
「ウズキ?」
「本当は、私
自信がないの・・・」
堰(せき)を切ったように卯月
の本音を語りだす唇。
付き人さえ、聞かされていない
卯月の心の声。
「海外でのデビュー
それはうまくいったように
見えるけど
結果は、そうじゃない
大きな口叩いて、結局何も
残せずに日本に戻ってきた私
に掛けられる声は、歌姫帰国
に喜びの声・・・
正直、歌姫、その重たい言葉
に疲れてる私がいて・・・」
「あんまり、深く考えんなよ
おまえの悪いクセ
誰もおまえが海外進出に
失敗して日本に戻ってきた
なんて思ってない」
「そうだ
おまえがおまえらしく
仕事ができる場所こそが
ファンにとっても一番だろう
過去の身勝手がどうのこうの
って、あれ
返り咲いて社長に恩を返せば
いいんじゃねえの?」
「返り、咲く?
私にできる?」
卯月の瞳から、涙が零れた。
「ウズキ?」
「本当は、私
自信がないの・・・」
堰(せき)を切ったように卯月
の本音を語りだす唇。
付き人さえ、聞かされていない
卯月の心の声。
「海外でのデビュー
それはうまくいったように
見えるけど
結果は、そうじゃない
大きな口叩いて、結局何も
残せずに日本に戻ってきた私
に掛けられる声は、歌姫帰国
に喜びの声・・・
正直、歌姫、その重たい言葉
に疲れてる私がいて・・・」
「あんまり、深く考えんなよ
おまえの悪いクセ
誰もおまえが海外進出に
失敗して日本に戻ってきた
なんて思ってない」