白緑蝶"ever since【続】

ゆかし

時刻は、真夜中の2時過ぎ。

ガチャガチャ・・・

玄関のドアが開く音に気づき
私は慌てて、パジャマ姿で
自分の部屋を出るの。

バタン

「ソラ、おかえり・・・」

「おう、ユラ

 ただいまぁ」

お酒に酔って帰って来たソラ
は真夜中に上機嫌でにっこり
微笑んでは、私に抱きつこう
として足元がふらつく。

そんな、ソラの事を支えるのは
テオさん。

「危ないよ、ソラ
 だいじょうぶ?

 飲みすぎだよ」

「だいじょうぶ

 だいじょうぶ」
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