白緑蝶"ever since【続】
闇夜に、聖夜に触れ合いたい
のは誰でもない、貴方。

ソラ、あなた

ただ、ひとりだけ・・・


だけど、私は、まだ
わだかまりを
捨てることができない。

重苦しく、嫌な気分が
私を縛る。


同じ舞台に立つ、二人

指輪・・・


離れる唇。

ソラと続けていく自信ある?

「・・・わかんない」

「ヒワ?」

「私を傷つけないで」

もう、これ以上

傷つきたくない。

「ごめん

 今夜は、話そう

 そして、おまえが出した
 答えを俺はのむ」

私は、頷いた。
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