白緑蝶"ever since【続】
私は、こっそりベッドを抜け出
して、ソラのジャケットに手を
伸ばし、ポケットから指輪の
ケースを取り出した。
結婚指輪を息を殺しながら
ゆっくりと左手、薬指に
はめてみる。
ドキドキドキドキ・・・
感動で胸が震え
いっぱいになり
涙がこみあげてくる。
指輪を見つめる、私の視界が
涙で白く曇ると、もう何も
見えない。
あった物が、なくなる・・・
こんなにも愛しているのに
愛する人の傍に居られない
なんて・・・自分が情けない。
しっかりしろ、ヒワ。
なくした自信を取り戻すには
案外時間がかかりそう。
離れていても心がもっともっと
苦しいままだったら、きっと
別れたほうがお互いのために
なる。
「ハアーー」
して、ソラのジャケットに手を
伸ばし、ポケットから指輪の
ケースを取り出した。
結婚指輪を息を殺しながら
ゆっくりと左手、薬指に
はめてみる。
ドキドキドキドキ・・・
感動で胸が震え
いっぱいになり
涙がこみあげてくる。
指輪を見つめる、私の視界が
涙で白く曇ると、もう何も
見えない。
あった物が、なくなる・・・
こんなにも愛しているのに
愛する人の傍に居られない
なんて・・・自分が情けない。
しっかりしろ、ヒワ。
なくした自信を取り戻すには
案外時間がかかりそう。
離れていても心がもっともっと
苦しいままだったら、きっと
別れたほうがお互いのために
なる。
「ハアーー」