白緑蝶"ever since【続】
「だいじょうぶだってば」
咲の腕に触れる私の手を
解いて歩き出す咲は案の定
倒れそうになる。
「危ないぞ」
瀬名さんに支えられた咲は
彼に抱きついた。
「サキ?」
瀬名さんの胸に顔を埋めてる
咲の悲しい声。
「あったかい
生きてるっていいね」
「あっ
ごめん、サキ
気づいてあげられなくて」
「気分悪いと思ったら
雪、降ってるし・・・」
そう、今日は咲の亡くなった
彼氏の命日。
急に降り出した雪に、バイト
帰りの原付がスリップして
彼はこの世を去った。
「ごめんなさい
大丈夫だから・・・」
咲の腕に触れる私の手を
解いて歩き出す咲は案の定
倒れそうになる。
「危ないぞ」
瀬名さんに支えられた咲は
彼に抱きついた。
「サキ?」
瀬名さんの胸に顔を埋めてる
咲の悲しい声。
「あったかい
生きてるっていいね」
「あっ
ごめん、サキ
気づいてあげられなくて」
「気分悪いと思ったら
雪、降ってるし・・・」
そう、今日は咲の亡くなった
彼氏の命日。
急に降り出した雪に、バイト
帰りの原付がスリップして
彼はこの世を去った。
「ごめんなさい
大丈夫だから・・・」