白緑蝶"ever since【続】
「悪りぃ

 今日は無理」

「ハハッ、謝ることないよ
 冗談だよ

 それより、仕事
 大変だったの?

 そうだ、テオさん
 どんな人だった?」

「・・・・・・」

ソラは、これでもかってぐらい
呆れた顔をして唇を強く拭った

何かを考えながら、前だけを
見つめていたソラが私を
見つめる。

「ユラ

 キスしていい?」

「えっ、いいよ」

ソラの唇が、チュッと優しく
私の唇に触れた。

「これで良し」
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