白緑蝶"ever since【続】
指に填めていれば無くさない。
咲の言葉を思い出し、ソラから
こうして指輪を預かる事が習慣
になる。
二人の間に決めごとがこれから
いっぱい、いっぱい増えてゆく
私たちだけの世界でのルール。
誰も知らない、二人だけの掟。
あの合図みたいに・・・
二人だけしか知らない。
「はあ・・・」
会場へ真澄と一緒に向う私の
足取りは、少し重い。
「ヒワ、何、気にしてんだよ
おまえが会いたいって
言ったんだろう
テオ、彼だって本気なのか
ソラの事?
あの時だって、おまえに
キスしてたじゃん」
「あれは、何でもないよ
私が泣いたりしたから・・」
咲の言葉を思い出し、ソラから
こうして指輪を預かる事が習慣
になる。
二人の間に決めごとがこれから
いっぱい、いっぱい増えてゆく
私たちだけの世界でのルール。
誰も知らない、二人だけの掟。
あの合図みたいに・・・
二人だけしか知らない。
「はあ・・・」
会場へ真澄と一緒に向う私の
足取りは、少し重い。
「ヒワ、何、気にしてんだよ
おまえが会いたいって
言ったんだろう
テオ、彼だって本気なのか
ソラの事?
あの時だって、おまえに
キスしてたじゃん」
「あれは、何でもないよ
私が泣いたりしたから・・」