白緑蝶"ever since【続】
「そうなの?
セナ」
瀬名は黙ったまま頷いてみせた
「ソラ、君は今
付き合ってる人はいるの?」
「それって、関係ある話?」
「僕にとっては大切なこと
かな・・・」
「意味わかんねえ」
僕は、一歩二歩と貴方に近づき
精密な機械に指先で触れるふり
をして、俯く貴方の唇を瞬時に
奪う。
貴方は、今度は手の甲で拭い
ながら冷めた声で言った。
「どういうことだ」
「僕はソラ
君に恋してるんだ
今のキスは、まだ挨拶だけど
いつか本気で口づける
ぼーっとしてないで
覚悟しといてくださいよ」
僕は、これでもかってぐらい
満面の笑みを浮かべた。
「ふうん、覚悟ねえ
まっ、生憎俺には女がいる
おまえの本気は要らねえわ
って言うか、今度してみろ
ただじゃおかねえぞ」
セナ」
瀬名は黙ったまま頷いてみせた
「ソラ、君は今
付き合ってる人はいるの?」
「それって、関係ある話?」
「僕にとっては大切なこと
かな・・・」
「意味わかんねえ」
僕は、一歩二歩と貴方に近づき
精密な機械に指先で触れるふり
をして、俯く貴方の唇を瞬時に
奪う。
貴方は、今度は手の甲で拭い
ながら冷めた声で言った。
「どういうことだ」
「僕はソラ
君に恋してるんだ
今のキスは、まだ挨拶だけど
いつか本気で口づける
ぼーっとしてないで
覚悟しといてくださいよ」
僕は、これでもかってぐらい
満面の笑みを浮かべた。
「ふうん、覚悟ねえ
まっ、生憎俺には女がいる
おまえの本気は要らねえわ
って言うか、今度してみろ
ただじゃおかねえぞ」