白緑蝶"ever since【続】
ソラの胸に甘え、瞳を閉じて
ソラの胸の音を聞いていた私
は目を開き起き上がる。

そして、寝そべるソラを
見下ろす。

「そんな顔、するな」

不安げな私の頭を優しく撫でる
ソラ。

「だって・・・」

私は、不満を口にする。

「私が我慢してるのに
 どうして彼はソラの傍で
 ・・・」

私は掛布団の上、ソラの隣に
寝そべった。

「こうしてた・・・」

こうして、ソラの隣で彼は眠り
朝を向かえた。

私達は、向き合う。

「我慢してるのォ?」

まだ少し、寝ぼけ顔のソラ。

「してるよ

 一緒がいい」
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