白緑蝶"ever since【続】
「うん、永遠だよ

 ソラは、私の全てだもん」

貴方は不安な私の気持ちごと
ぎゅーーーっと強く抱きしめる

私の体をきつく締め付ける
痛み、息苦しさ

それは、全て、愛・・・

「ユラ

 おまえ
 本当に休むのか?」

朝の時間っていつも十分感覚で
過ぎてるような気がする。

あっという間に時間は過ぎる。

「あー、行かなくちゃ
 本当に遅刻だよ

 どうしよう

 お姉ちゃんに連絡・・・」

休む訳には行かない。

慌てて、ソラの部屋を出た私は
ダイニングテーブルの上に置い
てある鞄を取りに向かう途中
リビングからテオさんの話す声
を聞いてしまう。

「うまくいってる
 
 僕に任せて・・・」
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