嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-
「ま、待って…蓮っ…」
「もう無理だ。諦めろ」
「わっ!?」
蓮也は軽々しく私の身体を抱き上げ、寝室へと入った
今日は早く起きて、朝ご飯作って少しは彼女らしい事しようとしたのに計画がぱーになっちゃう
な、何とか蓮也の火を沈めなきゃっ!
「あ、あの!お、お手洗い!お手洗い行きたい!」
「………」
蓮也は私をベッドに倒した後にピタッと動きを止めた
しまった…
お手洗いとか、蓮也の事だから待ってるとか言いそう…。