嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-


「…出なくて良い」


「え、で、でも」


「放っておけ」



蓮也は丸で来客が誰かわかってる様なもの言いで、呆れた様に玄関へと視線を向けて直ぐ私を壁へと追いやり張り付けられる


これから飲み会なのに、こんな事してる場合じゃなくない!?



「蓮也、待って…」


「待たない」


「…こ、こらっ…」



蓮也は止めるつもりないのか首元へと顔を埋めると、幾度も口付けを落とす


本当こんな事してる場合じゃ…











――ピーンポーンピーンポーン



またインターホンが鳴り響いた。



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