嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-


蓮也はおかしげに私の頭を撫でながら笑い、リビングのソファーへと腰を下ろす




「何か作ってくれんだろ?」


「あ、う、うん!」




蓮也…私のしたい事ちゃんとわかってくれてるんだ


さっきのは蓮也のS心を発揮しただけだったんだね


蓮也ったら意地悪なんだから


私が困る事わかってて言ってるんだわ、きっと


ま、良いか


それが蓮也なんだもん


私の大好きな人。



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