嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-
十二、勘違いからの大喧嘩
ボディーガードに頬へキスされてから三日が経ち、蓮也の久し振りの休日
何処かに連れてって欲しいと言ったら、午後からデートする約束をしてくれた
……が!
夕方の三時になっても蓮也はぐっすり眠ったまま起きて来る気配がない
ずっと休みがなくて、疲れてる事を思うと起こす事が出来ず自然と目を覚ますのを待つ私
起きてから、何処かへ連れてって貰う事に決めた。