嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-
―――ガチャ―――
ドアの鍵を開けて、音を立てぬ様ドアの開閉をして静かに鍵を掛ける
何だか私押しかけ女房みたい
足音を立てずにリビングへと入ると、鞄をソファーへと置き静かに寝室を覗く
寝室のドアをゆっくり開き中を覗くと、蓮也がベッドで眠りに付いていた
良かった。ぐっすり眠ってるみたい。今日は沢山寝て日頃の疲れを取って貰わなきゃ
静かに寝室へと入ると、蓮也が愛用している目覚まし時計を覗く。