嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-
「ねぇ蓮也」
「何だ?」
「もし…ショッキングな過去だったとしたら……慰めてくれる?」
「当たり前だ。その時は、飛び込んで来い」
「うん、そうする。有難う蓮也」
私は一人じゃないから大丈夫
誰よりも私を理解して、守ってくれる蓮也がいてくれるから
私は一人じゃない
どんな過去だったとしても、きっとまた蓮也は私を楽にしてくれるから
だからきっと大丈夫
強くならなきゃ。
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