嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-


私の為に、本気で怒ってくれて嬉しかった。蓮也の愛情を感じたよ



「何ニヤけてんだ」


「私、愛されてるなと思ってね」


「身をもって感じてくれたなら良かった」


「とっても感じた。私、凄く幸せ」


「俺もだ」



蓮也は片方の手で私の手を握り締める。その大きな手を見下ろしながら顔が綻んでいる事は言うまでもない


本当に好きで好きで大好きなんだからね。ずーっと、大好きだよ、蓮也。



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