嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-


チャペルの前に行けば、丁度新郎新婦が皆に迎えられて入り口の階段を降りている所だった



「うわぁ…美男美女夫婦だね」


「…あれは」


「ん?どしたの?」


「顔見知り程度の知り合いだ」


「え…えぇ!?どっちと知り合いなの?」


「どっちもだ」



ちょっと待って。蓮也の発言にびっくりしちゃって開いた口が塞がらないよ


まさか知り合いが式を挙げてるなんて。それも私達も挙げる場所でとか凄い偶然だよね。



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