嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-


「ご馳走様でした」


「え、里桜、全然食べてないじゃない。調子悪いの?」


「ううん。そんな事ないんだけど、あまり食欲なくて」


「昔っから里桜は食べる事好きなのに、珍しい事もあるのね」



今、古くからの付き合いである職場仲間でもある清美とのランチタイム


前の事件があってから一時期、清美とはギクシャクしていた事もあったんだけど今はもうすっかり仲良しに戻って最近よく出掛ける様になった。



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