嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-


でも何かまさか同棲なんて夢みたいで…信じられなくて…



「今の仕事をしてる以上、構ってやれない事も多々出て来るだろうしな。なるべくお前には寂しい思いをさせたくねぇ」


「…蓮也」


「お前がOKの返事をくれるなら、早速マンションでも探しに行くか」


「…私の返事は決まってるよ。私もずっと蓮也と居たいし、少しの時間でも一緒にいたい。蓮也がいいなら一緒に暮らしたい」


「なら決定だな」



蓮也は私の頬へとキスを落とし、背へと回された腕で強く抱き込まれる


私、とっても幸せ


幸せ過ぎて怖いくらいだよ。



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