嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-
とっても幸せで、胸がいっぱいで言葉に表せない程に心が満たされてる
「里桜、俺といて幸せか?」
「勿論幸せだよ。どうして?」
「いや、聞いただけだ」
「私本当にとても幸せ。蓮也のお陰だよ。相手が蓮也じゃなかったら、こんなにも満たされなかったと思う」
「可愛い事言いやがって。俺を誘ってるのか?」
「なっ、なんでそうなるの!?そんな訳ないっ…」
蓮也は身を乗り出し私へと覆い被さった途端、部屋のインターホンが鳴り響いた。