嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-
「率直に言わせて貰うけど、蓮ちゃんと別れて欲しい。貴女が潔く別れてくれるなら、手の込んだ事はしない」
「私、誰にどう言われ様と納得のいかない別れは嫌なの。貴女がどう思おうと勝手だけど、別れないよ」
「ふぅん。貴女私を敵に回すんやー。成るべくなら交渉成立させたかったけど無理みたいやね。今言った言葉忘れないでね。1ヶ月もったら褒めてあげる」
幼なじみは不適な笑みを浮かべながら私をじっと見つめた後背を向け歩いて行く
一体何だったんだろうか
宣戦布告しに来たみたいな感じ?