嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-


「意識のないあんたを俊介に抱かせたのも私。俊介は誰とでもセックス出来るしセックスが好きなのよねー」


「……………」


「あ、それから、例の動画なんだけど、蓮ちゃんに見せたよー。蓮ちゃん固まってたなぁ」


「……………」



何この子…どうしてここまでするの?普通じゃない…おかしい…異常だ



「今更消去しても意味なくなっちゃったねー。蓮ちゃんとも別れたみたいだし、意外とあっさりしててつまらんかったわ」


「…最低。貴女頭おかしいんじゃない?異常だわ異常」


「何とでも言いなよ。私は蓮ちゃんを渡さない為ならどんな悪魔にでもなれるんよ」



幼なじみは不適な笑みを浮かべる。



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