Christmas present for you!

「そう言えば
愛梨ちゃんと再会したんだろ？」


枝豆の殻を捨てながら
田牧は思い出したように言って
ズイッと顔を近づける


「…なんだよ？」


顔をしかめる俺とは対照的に
田牧の顔には
怪しい笑みが広まる


「どうだったんだよ？
久しぶり再会して
もう一度付き合うことになったんだろ？

そのあとどうしたんだよ？」


「別に…。
普通に今の連絡先を交換して

俺の方が忙しくて
なかなかアメリカで時間作れなくて

その時話してから
会ってない…。」



「はぁ？！
何年振りかの再会を果たしのに
会ってねーの？？

それって…どうなのよ。」


田牧の大げさなリアクションが
俺のテンションをさらに落とす


言われなくたってわかってる


本当は
今までの離れてた時間を埋めるためにも
ずっと彼女の傍にいたい…


でも

金はあっても時間はない…


スケジュールは年内いっぱいまで
どん詰まり…