Christmas present for you!
さらに続けようとした俺に
愛梨は身を固くした


その姿に
俺はキスを諦めて
そっと愛梨を包み込む


「ごめん。
ちょっと急いだ…。


でも
こんな事するくらい
俺は…愛梨が好きなんだ。」



「芹沢君…。」



「会いたかったよ。愛梨。
ホントに…会いたかった。」


気がつけば
愛梨を抱きしめる腕が震えていた


そして
そっと愛梨の腕が
俺の背中に回る



「私も会いたかった。
毎日毎日芹沢君のこと考えて

どうしても我慢できなくて…
日本に来ちゃった。」


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