ハ・ジ・メ・テ!
ハジメテの反抗
「は!?何それ、超あやしいじゃん。何、楽しく紅茶なんか飲んでんのよっ!!」
みっこはおもいっきり私のおでこに
デコピンをかました。
「だぁー…痛ったい!!!!」
「ったくバカ!!泥棒だよ!!泥棒!!はー…本当に一人で大丈夫?」
心配してくれるのはありがたいけど
完全に呆れているみっこにちょっとカチンときた。
ジュンソンはそんな人じゃない気がしたし
私はそんなに
バカじゃない。
「まったく一人にしておけないよ…。」
「大丈夫だもん…。」
「私が一緒に住んであげようか?ね、そうしなよ。」
「イイッてば。」
みっこは三ヶ月はやく生まれたってだけで
いつもお姉さんぶる。
「だって危ないしぃ。」
みっこは実家出たいだけじゃん…
「―じゃあ…誰かと住む。」
「え?誰とよ…ゆうき?」
そうやって…また。
「自分で探すからほっといて!!」
二人に頼らなくても
自分でなんとか出来るんだから。