ハ・ジ・メ・テ!

「よしよし…」


なによー…
子供扱いして…


だけど
その手はなんだか魔法使いみたいだった。


「ね…ジュンちゃんでいい?」

「え?」

「あだ名。」


ジュンちゃん。
なんか可愛いし。


「ふーん。いいですよぉ☆」

「じゃあ…ジュンちゃん。うん!!いいね!!」


いいあだ名をみつけただけで
私はなんだか気分がよくなった。


「うははっ!!もう笑ってる!!さっきまで泣きべそかいてたのにっ」


ジュンソンはまた笑って私の前髪をクシャクシャにした。


どきん


「や…やめてよっ///


ジュンソンといると
なんかペースが狂う気がする…
< 32 / 39 >

この作品をシェア

pagetop