私のいとこは変質者だ(に恋をした)


放課後になった。


頭の中では既に変質者からの逃走手段と、変質者に求愛されたときの丁重な断り方が組みあがってた。



昌「ねえヒカル。私ヒカルが考えてること分かるって言ったよね。危ないことしようとしてる?」


ヒカル「え…、してないわよ!別にッ」


昌「嘘。」


ヒカル「うるさいわね!私帰るわ」


昌「ちょ、ヒカル!」




もう。なんで昌はあんなに私のことが分かるの?



まあ10年も友達してるから…。



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