モンスター学園 partⅡ


「待ちくたびれたよ……リオ」




美姫は怒ったように頬を膨らまして笑った。




俺はまだ状況が飲み込めず口を開けて美姫を呆然と見ていた。







「本当に………美姫なのか」



俺は一歩ずつ美姫に近づいて
目の前まで行くと美姫を抱き締めた。



確かにそこには美姫の感触と温もりが存在した。



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