モンスター学園 partⅡ
【美姫side】


あたしが泣き止んだのを見計らってリクトはあたしを離した。





「ありがと、リオ。あたし、もう行かなきゃ」



気付けば空は暗くなっていた。



もう、八時だ。



「待てよ。」



その場をたちさろうとしたあたしの手をリクトが掴んだ。



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