恋する猫は、月の下~母さんの昔話~
人間になりたい。

人間の姿で清汰のそばにいられたら

きっと自分にも出来ることがある!

猫は、そう思いました。


誰か、願いを聞いてください。


どうか、人間の姿にしてください



猫が、願いを強く叫んだ時

空には大きな月が静かに浮かんでいました。

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