恋する猫は、月の下~花の名のキミ~
何日か、日は流れ、恵都の絵は、出来上がったようだった。


夜はうなされず、安らかに眠れるようになった。


もう苦痛な表情で絵を見たり、悩みながら絵筆をとることはなくなった。
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