恋する猫は、月の下~花の名のキミ~
あたしは胸をざわめかす、不安と恐怖と少しの期待が入り混じった複雑な感情にたえきれなくなり


白い布に、そっと爪をかけた。


絵から、するりと布が落ちる。



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