恋する猫は、月の下~花の名のキミ~
でも、せっかく声をかけてもらったんだから

挨拶くらい、ちゃんとしなきゃ…


「あの…こん、にちは…」

あたしが、ぎこちなく挨拶すると、彼は柔らかく微笑んだ。

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