紅い私書箱 -短編-
その光さえも
うっとおしく…




しかし、




電話がかかってくることも


メールがくることもない
悠紀子の携帯電話の


珍しい点滅の知らせに



悠紀子は、



何事かと





携帯電話を手に取る…




【受信メール 1件】





メールの表示にクリックした






【件名 了解



あなたの送信死名が、


第一回目に決まりました




実行されます ―】
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