純愛♡ごっこ
 

悪夢のような行為を終え、叔父は何事も無かったかのようにバスルームに入った。


浴室から響くシャワーの音に、怒りが込み上げる。



 コロシテヤル‥



ソラに殺意が生まれた。



 ユーナ、イイヨネ‥?



あたしさえ我慢すれば、叔母さんは殴られずに済む。

そんな考えも、もう限界だった。



─ うん‥

  イイよ、ソラ‥



裸のままで、ソラはキッチンに走った。

そして、包丁を手にすると脱衣場に戻り、浴室の前に立った。


 
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