純愛♡ごっこ
 

タッキーとフウカがコンビニから戻って来て、テーブルの上が飲み物やお菓子で賑やかになった。


奈月がメールを忘れていたから、あんまんは無かったけど、チョコレートはあった。


「オマエ、来るんやったらメールくらいして来いよ。」


眉をしかめて、タッキーが陸に言葉を投げる。


「ハーレム状態のとこ、邪魔してスイマセンでした♪」


陸は、ニッと笑った。


「まァ、今回は許しといたろ。つか、またボコられたん?」


「ボコられたとか、ヤメてくれます?」


「で?今日は何が理由?」


「先輩、うるさいっすよ♪」


茶化すように答える陸に、タッキーは意味深な笑みを見せると、話題を変えた。


 
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