純愛♡ごっこ
 

でも‥


あたしが彼を愛してあげなければ‥

シンのココロを癒やしてあげなければ‥


あたしは、シンに助けて貰ったんやもん‥


────
 ───── ──
────


あれから、一週間が経ったクリスマスイヴ。

マミと恭介は、結婚に向けて前向きに話し合うようになった。


そして、あたしは‥。



「シン、デキた‥。」


「何が?」


「赤ちゃん‥。」


「マジで?」


「うん‥。」



妊娠していた。


 
< 228 / 666 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop