純愛♡ごっこ
 

「ね、コンビニって高いから、スーパー行こ。まだ開いてるし。」


「んな変わらんやろ。降りろよ。行くぞ。」


「あたし、車で待ってる‥。」


「あ?なに?」


途端、シンは不機嫌になった。


「気分悪いもん。ツワリやから。カラオケで疲れたねん。」


言い訳をしたけど、疑り深い彼は眉間に縦皺を寄せた。

そして


「オマエ、コンビニの店員とデキてんのか?」


疑いの目で、あたしを睨んだ。


 
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