純愛♡ごっこ
 

目を閉じると、小さな光が点になって揺れた。



─ 点‥



  点‥



─ え?

  待って!



あたしは、握りしめたままのケータイを再度開いた。



─ 『・』ドットや‥



 『sphere.』



祈るような思いで文字を入力し、メインキーを押した。



─ お願い!

  居て!



数秒後‥。



 【sphere.の掲示板】



陸の掲示板に接続された。


 
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