純愛♡ごっこ
陸とあたしは、そのままベッドに倒れ込んだ。
DOKIDOKIが苦しいくらいに激しくて‥。
─ どうしよぉ‥
kissだけじゃ終わらない予感に、とても困惑していた。
陸の手が胸に触れる。
咄嗟に、あたしは彼の手首を掴んだ。
「待って‥。」
「ん?」
「お願い‥。待って‥。」
「ん、分かった。」
陸は仰向けに寝転び、あたしはベッドの上に座った。
「ユーナ、イヤ?」
陸が訊いた。
─ 分からない‥
どうしたらイイ‥?
あたしは、答えることが出来ずにいた。