純愛♡ごっこ
 

「てか、ごめん。ユーナ、熱で寝込んでたのにナ。」


「ほんまに‥。リクのせいで、また熱が出そぉ‥。」



だけど‥。

あたしだって、ホントは同じキモチなんだと気付いた。


ただ‥、


「不安‥やねん。」


「なんで?」


「あたし、赤ちゃん産んでるから、カラダに自信無い。」


「関係あんの?」


「胸とか妊娠前とは違うもん。だから、見られたくない。」


「じゃ無くて‥、みんな顔が違うのと同じじゃん。カタチだって人それぞれだし。ユーナは気にしすぎ。ンなの関係無くね?」


陸は、そう言って起き上り、あたしの頭をクシャクシャ撫でた。


 
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